予定通り鑑賞券を使ってきた。
まあアカデミー賞複数部門受賞したくらいだし当然なんだけど、
ただ「クイズミリオネア」をパロっただけではなかった。
原作はインド人、映画はイギリス作品。
「ミリオネア」の設定は別として
ノンフィクションだけど、限りなくフィクションに近いんだろうな・・・
母親が殺されて孤児になり保護されたところで、
歌が上手いばかりに
ある日クロロホルムらしきものを嗅がされて眼をつぶされてしまった子。
「盲目の歌手は売れる」
現場を見てしまった主人公の兄は
やはり歌が上手い弟が同じ目に遭いそうなところで逃げ出し
主人公は少し成長してそれなりの仕事を得た時に
街角で眼をつぶされた子が歌っているところに遭遇
主人公は名乗ったわけではないのに
やりとりの中で気づいて
「ジャマール、偉くなったんだね」と穏やかな声で主人公に言う。
そこが一番胸が締め付けられた。
以前教育テレビでインド映画をよくやっていて、
母が好んで観ていたんだけど
エンディングはインド映画ではおなじみの踊りが・・・w
もうその時点で席を立つ客が多かったな・・・
なんでみんなエンドロールちゃんと見ないんだろね。
私としては前回の「誰も守ってくれない」と同様、
鑑賞券を有効活用出来て満足。
追記
後日子役の女の子の人身売買騒動あったけど
根本的な問題はそこだよね。
悲しいかな、それがインドの実情。
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